3月8日 一番最後だけ読めばいいです
要望があったので(ない)ラノベ風に書こうと思います
なるべくノンフィクションで行きたいけどセリフはつけさせてもらうよ
ちなみに内容はほぼ0だよ
ちなみに今書き初めは12:37です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ふと、目が覚める。
寝ぼけ眼で時刻を確認すると、正午すぎ。
「少し、早く寝すぎたか…。」
僕は、嘆息してまた布団にもぐる。
しかし、僕の目論見とは裏腹に、思考は進み、目が冴えていくのがわかる。
「はあ、だから嫌だったんだ。こんな気持ちになるくらいなら9時とかに寝ればよかったよ…。」
気を紛らわせようと他のことを考える。
自然、昨晩の彼女のLIMEメッセージのことが思い当たる。
”そういえば”
”別れました”
”彼と”
なんだったんだろう、あれは。
年内発情期の僕には「フリーになったから狙ってね」に見えたけど…。
いや、流石に勘違いだろう、股間で考えてはいけない。
しかしあの2人、別れたのか。見た感じ仲よかったんだけどな。2人と知り合いだから微妙に気まずい、なんて思うのは思いやりが足りないだろうか。
「ほーん」(ふーん別に全然全く動揺なんてしてないし気にしてないよあっそうなんだー)と返事しておいた。
さすが僕、素晴らしい返事だ。人との交流は得意分野なんでね。
なんて、くだらないことを考えていると案外時間は経っていた。
午後1時、いわゆる13時である。
3月8日のこの時刻。僕が在学中の帝王大学の成績発表、その時だ。
久々、というより初めてだ。中学高校と特にヤバい成績をとったことはなかったから、精々テンションが下がる程度だったけど、今日は違う。
そう、ヤバいのだ。進学は多分大丈夫、だと思う。
なんだ、言うほどじゃないかと思うかもしれないが、我が帝王大学経済学部の1年生は「猿でもできる進級」と名高い。その猿進が”多分”レベルなのだ。そんな成績をとったときには奴、マイ=ダディが黙っていない。
あーやだ怒られたくないなあ。成績悪すぎたらこの春広島にいくのはやめよう…。さらば広島、ついでにさらば鳥取である。
とはいっても、そこはさっぱりしている僕。成績は確定してる以上、見るのをためらってもなんの意味もない。WEBページからログインし、トントン拍子で成績表が開かれる。
ゴクリ・・・。
ああ、鬼がでるか、蛇がでるか、父がでるか。
「たのむぞ…!」
ざっと成績を確認する。
雑魚科目の成績には興味はない…ッ!中国語ッ!貴様の成績を確認するッ!
C
右です。おいおい、視力2.0の僕にそんな簡単な視力検査を出そうなんて、甘くないか?
C
いや、だから右だろ?そんなかんt…!
まさか、しぃ…?お前、しぃなのか…?
自分の目を疑う。視力2.0なんて信用ならない。本当にCなのか?
何度となく確認してもそれは右、いやCである。
ゴーン、ゴーン。
美しい鐘が鳴り響く中を、天使たちが舞い踊る。
世界は光に包まれ、その輝きは留まるところを知らない。
終わったのだ、戦いは。
さあ、今こそこの禁断の果実を食べ、俺は知恵を…。
刹那、直接脳内に耳馴染んだ声がする。
「おい、おーい!!!」
「ん?」
「お前、起きてるか?」
「・・・。」
なんだ?俺は今美しい天使たちを世界を救おうと・・・?
「・・・いるよ。」
「いや、別に用事はないんだけどさ、寝落ちでもしたのかと思って」
通話先の悪友、鳥取無能の声によって現実に引き戻される。
「いや、俺が寝るわけないだろ?すまんすまん。で、なんだっけ?」
「お前やっぱ寝てただろ?だから、プログラミングだよ!ぷ、ろ、ぐ、ら、み、ん、ぐ!お前勉強するって言ってなかったか?」
「あ、ああ、そうだな。すまん、ちょっと通話抜けてやってくるわ。」
「おーう、精進しろよ〜。」
ブツリ、と電話を切り、パソコンに向かう。
鳥取の言っていた通り、僕は今日からプログラミングの勉強を始めようと思っていたんだ。
結論から言うと、初日は惨敗だ。さっきまで頭がヘブンしていたのもあって、全くやる気が起きない。文字を出力する云々はわかったけど、そこまでだ。僕は文系なんでね、へん!ゆっくりやっていけばいいのさ!
空いた時間(空けた時間)で録画していたアニメを見て、バイトに向かう。
憂鬱だが、仕方ない。バイトを避けては通れない。
いずれはバイトで貯めたお金を運用して増やしたい、と言うか増やさないと馬鹿らしい。
歩いて5分のところにあるバイト先、カレーハウス何処一番屋、通称ドコイチについた。
「さーて、カレー、すくっちゃいますか…。」
今日の勤務は18時から、24時過ぎ。1時間の休憩はあるものの、ニート気質な僕には少し長い。
しかし、僕はこのバイトを気に入っている。とにかく楽だ。楽すぎてLIMEに即レスできるくらいには余裕だ。だから僕が即レスするときは携帯触るしかすることがないんじゃなくてバイト中なだけだ、断じてそうだ。
今日のバイト仲間は、山田くんと田中さんだ。
山田くんは同い年で、田中さんは4月から社会人。
田中さん、普通に美人だしフラれても失うものないから特攻しようかなあ、なんて僕の股間が考えていることは僕だけの秘密である。
暇で暇でしょうがないこのバイトはいかに時間を経たせるかが重要である。
仕事をしていると時間は案外早く進むから、積極的に何かするようにはしているが、そのせいで最初の頃はすごく真面目な人だと思われてた。いや、すごく不真面目だから頑張って仕事をしているんだが…。
いつものように天井のシミを数えるような時間を過ごしていると、きた。唯一のお楽しみの時間だ。
水とスプーンを出し、確信する。こいつは本物だ、とね。
唯一のお楽しみ、端的に言うならばそれは「キチガイ観察」である。
いるんだよ、100人に1人くらい、一言話すだけでヤバい奴だとわかる客がね。
カウンターの5番目に座った目標を観察する。
50代くらいのおっさんが、新聞を広げ座っている。
特にメニューも見ないで彼は即座に注文ボタンを押した。
「ソーセージカレー、全部普通、あとビール」
文字に起こすのが非常に難しいのだが、ヤバいのだ。話し方、見た目。
ビールを最初に頼んできて、少し後にまた呼んで「やっぱり、ビールやめて、コーヒー!」って言われた時は本当に怖かった。
彼にソーセージカレーを提供する。すると、
「お箸をもらえますか?」
と言われたから言われるがままに箸をくれてやった。
「ごゆっくりどうぞ」
^^という顔文字がつきそうな気分でそう告げ、その場を離れる。
普通の客っぽい以上、特に注目する価値はない。そう思った矢先、奴の背後を通った僕はあることに気がついた。
ソーセージが、ない。4本でかでかと並べてあった詰め物が綺麗さっぱりないのだ。
答えは簡単、奴が食ったのだ。初手にソーセージを、4本全て。
これには脳内のノブが黙っていない。
「それはただのソーセージ+カレーじゃあ〜」
ちなみに彼はその後カレーをほとんど残してレジにきた。
「それはただのソーセー…」とノブが突っ込むより前に、俺が素でつっこんだ。
「いや、需要ないから…」
おパンツ、いや汚パンツがこんにちはである。
彼は、ズボンをきちんと履けてなかった…。腰よりちょっと下パンって感じだ。
いや、需要ないから・・・。
まあこんなくだらないことがメインの出来事になるくらいこのバイトは平和なのである。平和ツモ、ドラ1で1300オール。
さて、帰ったらもう0:30だ。
3月9日か。カラオケに行って3月9日を歌いたいな。
だが、今日も今日とてバイトである、日課の日記ブログでも書いて寝ようかな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出費 0
オナニー 0
達成感 0
読む価値 0
要は今日は成績発表があってほんのちょっとプログラミングやってバイトいって終わり
バイトある日ほんま書くことないわ